デモクレイジー。「民」の「主(あるじ)」のための政治。

 なぜ日本の民主主義による政治はかくもダメなのでしょうか。民主政治とは「民」が主体の政治であるべきですがそもそも「民」とは何か。私は文字には単なる辞書的意味以上に私たちの社会に組み込まれ影響を及ぼす存在だと思っています。古代中国の占いに使われた亀の甲羅の「ひび」でしかなかったものがここまで進化し生き延びていったことを思うと文字そのものに何か本質的なものがあるのではないか。それでその起源を探りたく辞典を探ると「民」と言う文字は古代中国の象形文字では「人の目を針でさすさまにかたどり、目をつぶされた奴隷、ひいては「たみ」の意を表す」(角川新字源)そうです。これを見てすべての合点がいきました。つまり先の見えない人々による政治が民主政治なのです。もしくは「民」の「主(あるじ)」の上級国民のために尽くすことが民主主義なのです。
 またどこかの国の宰相が連呼する「経済」も「経世済民」を略した言葉で「民」がはいっていますが、「世を経(お)さめ、民を済(すく)ふ」ということです。なんとまあ上から目線なのでしょう。要は「上級国民のための治世が危うくならないよう、反乱が起きない程度、愚民を手なづけるため救ってやる」ことなのです。日本の民主政治はまさに「デモクレイジー」(大川周明)なのです。

 私たち「負の消費税で大学の学費無償化を求める親子の会」は消費税を「富裕税」にして上級国民の支配する社会を変えるべく日々活動しています。これからの日本のとるべき選択肢として、低所得者が実質消費税負担ゼロとなるよう低所得者の毎月の消費税負担相当額を毎月全国民へ還付されることを前提に20%に増税した消費税を財源とし

・高校・大学・専門学校の高等教育の無償化
奨学金の返済の大幅な免除
・義務教育課程での教材費給食費の無償化
低所得者の生理用品・食料品の実質消費税ゼロ
・妊婦の経済負担を抑えるために胎児にも児童手当の支給
インボイス制度の廃止し自営業者・中小企業支援のため「益税」を復活させる
・介護職員の待遇の改善し虐待の温床となっている夜勤のワンオペをなくす
・業務のスリム化には限度があるから子供に関わる公務員の数を増やす

 など切実なニーズがあるのに財源がなくてできていないことの実現を目指しています。
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消費税を「富裕税」にChangeして社会を変えよう

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