異次元の子育てする宰相岸田君へ児童手当拡充し扶養控除廃止するのは朝三暮四というの!!

〇妊婦さんの経済負担を減らすため胎児にも児童手当を

 今の日本では出産までかかった費用は出産したら後で国が相当額お支払いします、といなっています。これは妊婦が働いていなくとも夫が経済的支えている、あるいはシングルマザーでもまともなところに働いていて妊娠中は休業手当などの支援が受けられる、ということが前提になっています。

 問題はそうでない人は相当経済的に追い詰められてしまうことです。夫婦ともどもスマホに届く単発バイトをこなして何とか生活している、あるいは妊娠した途端に夫が豹変しDVを行いお腹の赤ちゃんを守るため家を飛び出しホームレス状態になってしまった。あるいは働いていない未成年の方で妊娠した途端、男が消え去ってしまった。

 このような経済的に困難な妊婦の方にとって妊娠は「地獄のような罰」でしかなく出産し子育てしていく自信がなくなり産みたくても「堕ろす」という選択をとってしまわれることもあるかと思います。

 また生まれたばかりの新生児が遺棄され死亡する痛ましい事件が何件も起きています。詳しいことは判明していませんが、妊娠中に経済的な困難から絶望を味わい生まれてきた赤子を育てることは出来ないから思い詰めて最悪の選択を行ってしまったのではないでしょうか(もちろん彼らの罪は厳しく問われるべきではありますが) 

 そこまで追い詰められなくとも、まだまだ日本は妊婦さんの経済的な負担に対し支援が少ないです。ですから妊娠したら生まれてくる胎児にも人権を認め、生きる権利としての児童手当を支給すべきではないでしょうか。

 たった1年にも満たない期間、児童手当の期間を前延ばしするだけです。扶養控除廃止や増税社会保険料の引き上げとかせずとも、児童手当の対象の拡充を国の予算内での優先度を高めるだけで十分確保できるはずです。

 

〇(参考までに)朝三暮四とは

 古代中国に、サル好きの偉い人がいました。偉い人はサルの多頭飼育の果てにエサ代が膨らみ、首が回らなくなってしまった。そこでサルのエサ代を削減しようとしました。しかしサルには嫌われたくない。

偉い人はサルに言いました。

「おまえたちに、ドングリは朝に三つ、夕に四つにするけど、どうだろう」

すると、サルたちが怒り出した。そこで今度は、

「では、朝に四つ、夕に三つにしようか」

すると、サルたちはみな喜んだ。

 

 国民をサル扱いするな!

 国民から与えられた権限で30過ぎの息子の就職の世話する宰相岸田!!